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Channel: 男の韓国エンタメブログ『MK』
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決定!メンズコリアMV大賞2015

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去年(2014年)の結果は・・・こちら

今年の部門賞の結果は・・・こちら


全国の韓国ガールズグループファンの中年読者の皆さん!

またまたやってきました「男の韓国エンタメブログMK」一年の総決算 

メンズコリアMV大賞2015 の発表です!

去年にもまして激戦だった今年の韓国GG界をミュージックビデオのランキング形式で振り返ってみるよ。





選考基準
・2014年12月25日までにデビューした2人以上のガールズグループ
・2014年12月25日から2015年12月24日の期間、韓国でMVが公開された韓国語楽曲
・公式MVがYoutubeで見れること(2015.12.25現在)
・採点基準は・・・こちら
・ひとつのグループにつき一番点数が高かった1曲のみランクイン





では、10位からどうぞ!

・・・って同点10位が3組も(笑










同点10位
Rania/Demonstrate


https://youtu.be/In-cnRyA6u8





評:

久々の活動となったラニア。綺麗になったメンバーとすばらしい楽曲、歌詞がまたイイ!
天上智喜に似たゴージャスさを感じた。
予算がかなりおりたようで、MVはオーソドックスながら雰囲気がいいし、編集も上手い。メンバーの表情もよく分かって申し分なし。ぜひ活動を続けてほしい。









同点10位
ラブム(LABOUM)/AALOW AALOW


https://youtu.be/o3C_frwl79A





評:

去年のデビュー以来独自の世界を作っているラブム
シンディ・ローパー自体をコンセプトにするという試みが韓国の若者に受けるかどうかは別として、あまりに多いライバルたちとの差別化という意味では一定の成功をしてると思う。

余談だけどガールズデイのヘリが主演のドラマ『応答せよ1988』が放送中。90年代末に懐かしさを覚えるブームの後でその上の世代を狙ったマーケティングなんだけど、その流れを事務所が読んでいたとしたらちょっとすごい。そこでラブムのメンバーが出演してたらもっとよかったけどね。

コンセプトを忠実に再現したMVもいい。とくに衣装。











同点10位
BESTie/Excues Me


https://youtu.be/uVrg0bCz8CQ





評:

去年のMV大賞で「来年はベスティの年になる」と断言したけど、残念ながらそうはならなかった。
まず上の世代のGGが引退せずに粘りすぎだし、ぞくぞく増える強力な新人たち・・・ 貧乏くじを引いたかに見えた古巣EXIDは強力な事務所にうつりチッケムからのチャート逆走・・・そして・・・

だがしかし!
このMVを見る限り、彼女たち独特のセクシーさはまだまだ魅力的だしブレイクの可能性はある!がんばれベスティ!










第9位
SunnyHill/きょぼぐる ぽっこ


https://youtu.be/GHB5jlv-Atg





評:

ヴォーカルグループとしてサニーヒルを見るならば、この曲はそれほど特筆すべき点はないかもしれない。もしかしたら歌唱力特化型のアイドル(?)の座はママムーに明け渡すのかもしれないけど、個人的にはママムーの品のなさはどうにも好きになれないので、サニーヒルにはもうちょっと頑張ってもらいたいなぁ。

MVは過去の自分に出会うSFドラマ。ジュビちゃんの演技もいいし、演出が上手いので曲のイメージをうまく引き立てているね。










第8位
AOA/しむくんへ


https://youtu.be/1pBgMBBsv4k





評:

日本での活動も続くAOA(えいおえい、エイオーエイ)
実際、今の韓国を代表するグループの一つに仲間入りしたね。

一般への認知度という意味ではこの曲がAOAの代表曲となるかもしれない。はっきり言って、ブレイブサウンドとAOAの相性の良さ、AOAの勢いという要素があってのヒットで、曲自体は凡庸だと思う。
今年夏の韓国GGの衣装のトレンドがスポーツウェアだったんだけど、衣装の面でもAOAが全部持っていったという印象。
もう私がヘジョンちゃんを応援する必要もないかな(←薄情










7位
MINX/Love Shake


https://youtu.be/iLXyoC2HRgY





評:

夏のGG大戦を制した(個人的評価)MINX(みんす、ミンクス)のこの曲は、もともとお姉さんグループ ダルシャーベットのアルバム収録曲。
所属する事務所ハッピーフェイスエンターテイメントは、台所事情が苦しかったのかオリジナル曲をもってこなかったんだけど、これが「おてんば娘」ミンスのフレッシュで元気なイメージにピッタリ!まさにアイディアの勝利。

MVでははじけるようなFUTOMOMOを惜しげもなく披露してくれていうことなし!
「来年はミンスの年になるよ!」と言いたい所だけど、道は険しく山は高そう・・・ 持前の溌剌さで目指せブレイク!











同点5位
EXID/あいぇ


https://youtu.be/egqDPipqIAg





評:

2014年「奇跡のチャート逆走」こと うぃっあれ のヒットから、ブレイクを確定させたEXID(いえくすあいでぃ、イーエックスアイディー)のこの曲。

去年テレビの歌番組呼ばれたときに上下運動ダンスをテレビ局に禁じられたこと皮肉るかのようなMVの内容は、LEのラップ、ソルジのパワフルなヴォーカルと相まってなかなかのインパクト。

もともと魅力と実力には注目していたものの、まさかベスティを差し置いてブレイクするとは・・・
素直に喜べないのは、LE主導の楽曲が好みじゃないということだけじゃなく、「魅力を大衆に知らせるのも結局は資金力次第」という裏を見てしまったからかな。










同点5位
Stellar/っとるりょよ(19禁


https://youtu.be/pOmTdFpIDX8





評:

去年どエロいイメチェンで物議をかもしながらも、粘り強く活動しているステラ

今年3月に発表した もんちょんい のMVも自虐的に、でも楽天的に自分たちの状況を歌う曲でとてもよかった。なにか吹っ切れたようなステラが夏のGG大戦の真っ只中にぶっこんできたのがこの曲。MVは19禁

虎穴にいらずんば虎児を得ず

エロが好きなくせにエロに厳しい韓国で、けちょんけちょんに言われた彼女たちが出した答えがこれだ!
あきらめずに頑張った彼女たちに、すばらしい楽曲というチャンスが巡ってきた。
さあ、これからだ!頑張れステラ!










第4位
Lovelys/あんにょん


https://youtu.be/zbnRfBGjeaw





評:

去年「恋に恋する」乙女心を歌った Candy Jelly Love で衝撃のデビューを果たしたラブリーズ
2曲目は、エレクトロは控えめでストリングスの美しい旋律とともに告白前夜の少女の気持ちを表現した。
ぴんと張りつめた少女の緊張感と冬の空気を、その次にやってくる恋愛への期待と春の息吹を感じさせるMVは見事。

その後の3曲目が現在ヒット中だけど、若干よじゃちんぐに引っ張られた間があり、ラブリーズらしい2曲目をランクインさせてもらったよ。









第3位
4MINUTE/みちょ


https://youtu.be/1nCLBTmjJBY





評:

私は4MINUTE(ぽみにっとぅ、フォーミニッツ)がグループとして目指すスタイルというのがなんなのか今までよく分からなかったし、この曲を見てもヒップホップが彼女たちの理想だとはどうしても思えない。
でもこのMVで見せるパワーは決して一夜にしてなるものではなく、今までいろいろなスタイルをこなしながら本格的なヒップホップスタイルさえこなしてしまう彼女たちには本当にびっくりさせたれた。(それとヒョナがいて良かったってはじめて思ったよ)

ほぼモノクロのみのMVは最高にクール!











第2位
SISTAR/SHAKE IT


https://youtu.be/0Z7UVf26KS0





評:

相変わらず活躍した現女王SISTAR(しすた、シスター)
息切れするかなと思いきや、それでどころか非常に楽しいミュージカル風MVを見せてくれた。
ただセクシーなだけじゃなく、アメリカンテイストな楽しさを表現させたら彼女たちの右に出るグループはいないよね。
あと4,5年は夏に1曲のペースでいいから活動してほしい。










第1位
2EYES/PIPPI


https://youtu.be/dvPx0Dz0Z3Y





評:

こちらも久々の活動となった2EYES(とぅあいじゅ、ツーアイズ)
もともとヒップホップ系のスタイルでデビューしたのが、今回セクシーキュートにイメージチェンジ。
ヒップホップに憧れた少女たちが現実に打ちのめされながらも、より自分らしくキュートな女性らしさをアピールしだした・・・そんな妄想を抱かせるほど彼女たちの、歌声、ダンス、表情、全てから何ともいえない魅力が発散される。

楽曲、歌詞、振り付けも一見普通に感じられるけど非常によく練られている。

誰がなんと言おうと今年のベストMVに間違いない!










後記:

はい、ということでメンズコリアMV大賞2015、無事に発表できました(ホッ

これも読者の皆様の応援のお陰です。ありがとうございます!

さて、新人賞の総評で重要なことはほとんど言ってしまいましたが、今年は新旧グループが入り乱れての乱戦でした。

韓国人がGGに使うお金はおそらく増えていないどころか、韓国経済の低迷から音楽への消費が減る可能性すらあると思います。さらに業界再編の引き金となっている音源ダウンロード・ストリーミング料金の値上げを来年2月に控え、一歩間違えれば違法ダウンロードが増えるという逆効果になって、業界全体に悪影響を及ぼす可能性もあるかもしれません。(著作権料の割合が増えるためアーティストにとってよい側面もありますが・・・)

そんな状況で、これだけのグループが同時に活動できないのは誰の目にも明らか。このランキングのうち来年末生き残っているのは3グループくらいかもしれません。
でも、だからこそ彼女たちのこの一瞬の輝きをこの目に焼きつけ、また皆さんに紹介したい・・・そんな思いを強くしています。

私事ですが、仕事が非常に忙しくなってしまい、ブログどころかもともとやるべきことも出来ず皆さんにご迷惑をおかけしている状況・・・来年は出張が増えることが決定しており、ブログのエントリー数もかなり減るかもしれませんが、なんとかブログ存続できるように頑張りたいと思います。

最後に、このランキングは順位をつけることが目的ではなく、日本の皆さんに韓国GGのすばらしさを知っていただくことが目的であることをお伝えしつつ・・・

韓国ガールズグループ万歳!

では、また来年末にお会いしましょう~


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