!!!注意 ネタバレ有り!!!
プロメテウス(2012)
監督:リドリー・スコット
主演:ノオミ・ラパス
前情報ほとんど無しで英語版を鑑賞。これってエイリアン誕生の話なんだね。と思ったらなんだか色々迷走したみただいね。
どっちにしてもプロメテウス号はじめ宇宙船や宇宙人の造形に新見はないし、肝心のクリーチャーが「エイリアン」よりも(最近の流れなのか)丸っぽくなってていまいち。
話のポイントとなる女性科学者が自分のお腹からクリーチャーを摘出するシーンで出てくるのは『メンインブラック』のイカ宇宙人の赤ちゃんみたいで腰抜け。
もっとも致命的なのは登場人物の魅力の無さ。全員行動が支離滅裂・・・あ、このての映画ってほとんどそうかな?それはおいといても、主役のノオミ・ラパスはぜんぜん魅力が無いのは致命的。シガニー・ウィーバーが綺麗かというとそうじゃないけど魅力はあったよね。
地球人を(自分たちの分身として)生み出した宇宙人が、この星を「生物兵器の実験場」として使って失敗してクリーチャーに襲われたって設定みたいなんだけど、これじゃ『エイリアンVSプレデター』とかぶってない?
これ失敗作だね。リドリー・スコットどうしちゃったの?
★☆☆☆☆
バトルシップ(2012)
監督:ピーター・バーグ『ハンコック』
主演:テイラー・キッチュ
宇宙人が地球を侵略すべく偵察隊を送ったら通信機が壊れたんで、地球人の通信機を使って本国(星)に「この星なかなかいけそう」と連絡しようとしたら地球人の反撃にあっちゃう話。なるべく大画面で見たい作品。
海戦ゲームを映画化するという前代未聞の挑戦にいどんだ愛すべきおバカ映画。そして劇中それを言い出すのが浅野忠信。
宇宙人の造形はまあまあで、装備や兵器、宇宙船の造形はいいね。宇宙人側にも侵略しなきゃならない切実な理由がありそうで捕虜を助けに来るなど義理堅い。登場後なんだかすごいバリアーをはるんだけど、兵器自体は地球人の兵器でもあっさり撃沈されて???
団子虫型の兵器はすごい命中精度なのに、イルカ型戦艦の砲撃は命中率悪すぎ。だから戦艦ゲームで地球人が勝てるんだけどね。
昔の戦艦をひっぱりだして退役軍人と一緒に動かすシーンはなかなか楽しい。戦艦ってドリフト航行できるんだ
!
最後われらが浅野ほか皆楽しそうに記念撮影してるんだけど、偵察隊から連絡来なくて義理硬い宇宙人きっと次の準備してるよ~。
おバカ映画を楽しめない人と旭日旗(自衛艦旗)にアレルギーがある人は見ないでネ!(←韓国公開済み)
★★★☆☆