仁川アジア大会の閉幕式にあわせ、北朝鮮のトップクラスの人物が電撃訪韓したことで、南北関係が一気に動く可能性が出てきた。
周りの韓国人と話すと口をそろえて
「あのクラスの人物がこんな風に訪韓するのは異例中の異例で、北朝鮮でなにか大きな変化があったはず」
と言う。
したたかな北朝鮮のことだから状況を見守るしかないけどね。
個人的に強く感じたのは、韓国側が経済的に(外交的にも)非常に苦しい状況があり
「こんなことなら統一でもして、一発チャンスを掴みたい」
という気持ちになってるんじゃないかなかぁと言うこと。
ここで気になるのは2点。
若年~中年世代に感じられる「戦争でもするか」という過激な悲観論が広がらないか。
統一するとしてその準備は実際にどれくらいできているのか。
北朝鮮が金一族の独裁から、合議制に移行して、民主化へゆっくりとソフトランディングするのを韓国と周辺国が助けて、北朝鮮の国家としての枠は当面残すのがベストだと思う。
今回は取り急ぎ伝えなきゃならない何かがあったとして、次回の高位級会談でどういった内容が出てくるのか注目したい。
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機が熟したのか、後が無いのか
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