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韓国映画『ベルリンファイル』感想

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韓国映画『ベルリンファイル』(2013/120分)
監督: リュ・スンワン
出演: ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン 他


韓国版を鑑賞。


<あらすじ>

ドイツ・ベルリン。北朝鮮の秘密要員ジョンソン(ハ・ジョンウ)はロシアとの武器取引に邪魔が入り失敗する。取引を監視していた韓国の諜報部員ジンス(ハン・ソッキュ)はジョンソンを追い詰めるも反撃され取り逃がす。
ジョンソンの後輩でもある有力者の息子ミョンス(リュ・スンボム)がベルリンを訪れ、北朝鮮の駐ドイツ大使の通訳でありジョンソンの妻ジョンヒ(チョン・ジヒョン)が祖国を裏切っていると告げる。


<感想>

諜報アクション・サスペンス。

最初に白状すると聞き取りが非常に難しく、重要な箇所をいくつか聞き逃していた。
言い訳をさせてもらえば、ハ・ジョンウのくぐもった声、大使役のイ・ギョンヨンの独特の声で北朝鮮なまりで話されるとちょっと難しい。リュ・スンボムは発音はいいんだけど北朝鮮のあくどいやつの演技が上手すぎてこれまた厄介。
そこに英語やらドイツ語やら外国語が入ると韓国語字幕・・・・しかも会話のテンポが速い。
まいった。まだまだ勉強が必要だなぁ。

大規模なベルリンロケを行ったという本作。海外でもこれだけのもが撮れるよと実証できたのはよかったね。『10人の泥棒たち』はアジアでも出来るって見せてくれたしね。
アクションは軍隊式の近接格闘技と派手な銃撃戦で及第点。欲を言えば海外らしい街中の風景を生かしたカーチェイスがほしかったかな。
監督のリュ・スンワンはリュ・スンボムの実兄。

個人的には『シュリ』のハン・ソッキュが劇中でなんだか老いぼれ扱いされて、その役割を新ヒット請負人のハ・ジョンウに譲るようなイメージを受けて面白かった。
実はこの映画の試写会後インタビューを生で見たんだけど、ハン・ソッキュの存在感はまだまだ大きかったけどね。
チョン・ジヒョンは非常に美しかった。「北朝鮮なまりに苦労した」と言ってたけど、溌剌さを封印してなかなかいい雰囲気を出していたと思う。


今回はちゃんと聞き取れなかったので星評価はなし。スパイアクションものが好きなら十分楽しめると思う。

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