どうも。
私と嫁は映画好き。
というより私の映画好きは嫁から影響をうけたものなんだよね。
娘が生まれる前はよく映画館に行ってたんだけど、生まれてからはもっぱらDVDで、最近はタブレットなんかでも見ちゃったりして・・・
娘も小学校に上がるし、なにか良い映画で映画館デビューをさせたいなぁと思っていたところに
来ました!大物ディズニー新作『アナと雪の女王』
原題『FROZEN』の韓国版タイトルは『겨울 왕국/冬の王国』ね。
韓国でのヒットのニュースを見るまでも無く、最近のディズニーでかつ娘の好きなプリンセスものとなればほぼ失敗は無いはず。
ティザー動画と、主題曲MVで期待を高めて・・・
行ってきました建大ロッテシネマ、選んだのは2D吹き替え版。
スクリーン、音響、座席とも問題なし。
映画がよく分かってない娘はスクリーンの前のステージを見て「あそこに出てくるの?」。ミュージカルとはちがうんだよ。
映画の前の広告の音のでかさにびびって耳をふさぐ娘。
いよいよ映画スタート~
と思ったら本編ではなく、ミッキーの話が。最初白黒だと思ったら・・・
音響とあいまってめちゃめちゃ面白い。アニメーションのコマ撮り風などアイディア満載の短編でさすがディズニーのクオリティ。本編がマイナーキャラクター(アンデルセン原作だそう)という部分で、ミッキーというブランドイメージを忘れずに植えつけると意味もあって抜かりない。おそろしやディズニー。
さて本編(ネタバレなし)。
『アナと雪の女王』(韓国版2013/108分)
<あらすじ>
王女である姉エルサと妹アナ。姉エルサは氷の魔法の呪いをかけられていて、その力の暴走を防ぐため隔離されて生きてきたが、王と王妃の突然の死によって女王の座につくことになる。諸侯が集まった戴冠式は無事に済んだものの、パーティーでの姉妹げんかが原因でエルサの氷の呪いが暴発。恐れと失望から呪いが広がり王都自体が氷に閉ざされてしまう。アナは姉と王国を救えるのか・・・
<感想>
原作は知らないけどストーリーはそこそこ。結末がそうなるのは原作どおりなのかなぁ。現代的解釈のような気もする。現代的といえばアナの言動は非常に現代的なんだけど、中世の背景に違和感無く溶け込ませる手法はさすが。
狂言回しかつお笑い担当である雪だるまキャラの使い方はもはや伝統芸と言ってもいいほどだね。
本作の肝は氷と雪の表現。とにかく美しい。
こちらも雪と氷の表現がメインとなったドリームワークスの『ライズ・オブ・ガーディアンズ』という挑戦状に正面から答えを出す形になってるのは面白いね。
歌が数曲挿入されるんだけど、メイン曲『Let It Go』が流れる氷の城のシークエンスの美しさは映画史に残るだろうね。トトロの木が育つシーンに匹敵する。
歌を含め韓国語の吹き替えもすばらしかった。
女の子連れの家族なら間違いなく楽しめる作品。
★★★★☆
韓国人は映画が好きで映画館で見ることも大好き。
鑑賞マナーも一昔前よりだいぶよくなったきがするけど、相変わらずなのがエンドロールを見ないこと。劇場側もすぐ追い出そうとして、ひどいときはエンドロールが始まると電気を煌々とつけるところも・・・
せっかちだなぁ。
だから彼らはディズニー映画にはエンドロール後のお楽しみがあることを知らないのか、ほとんどすぐ席を立ち、残ったのは私たちともう一組だけ。私が「あれっ伏線じゃなかったの?」と思った部分がおまけでちゃんと回収された。これから見る方はエンドロールの最後まで席を立たないように。
肝心の娘の感想は「ちょっと怖かった」とのこと。迫力があったってことだね。
これから韓国だけじゃなくて世界中のいい映画をたくさん楽しんでほしいなぁ。
日本公開は今年の3月14日ホワイトデー。
公式サイト http://www.disney.co.jp/movies/anayuki/
原曲がアカデミー主題賞にノミネートされたメイン曲『Let It Go』。
日本ではタイアップでMay J.が歌ってるね。
韓国ではSISTARのヒョリンが歌ってるんだけど(劇中は声優)、そのヒョリン韓国語ヴァージョンがエンドロールの一番最初に流れてとてもよかった。
Let It Goの訳が日本では「ありのままで」、韓国では「다 잊어(全部忘れて)」となってるのも興味深い。
原曲含め、ほとんどのヴァージョン聞いたんだけどヒョリンのこのヴァージョンが一番気に入ったのでどうぞ。
ヒョリン/Let It Go(韓国語ヴァージョン)
http://youtu.be/PRpDlr1lFJw