韓国映画『미나문방구/ミナ文房具(原題)』(2013)
監督: チョン・イクファン
出演: チェ・ガンヒ、ポン・テギュ、チュ・ジンモ
原題の문방구は文房具屋、文具店の意味。
<あらすじ>
公務員として働くミナ(チェ・ガンヒ)の故郷の実家は小学校の目の前にある文房具店。昔ながらのいわゆる駄菓子屋だが、一人できりもりしていた父(チュ・ジンモ)が怪我で入院してしまう。
父が駄菓子屋を営むことが子どものころからいやでしょうがなかったミナは、勝手に店を売りに出す。店に興味を示す買い手に決断させるには「店が繁盛していること」が必要になり、ミナは在庫処分もかねて商売に精を出すようになる。
そこへ小学校に赴任してきたガンホ(ポン・テギュ)が現れる。
<感想>
丁寧に作られたハートフルストーリー。
キャストとティザー動画を見てコメディー部分を期待しすぎていたみたい。
たまには家族で楽しめる作品もいいかもね。
ぶちきれ役が多いストレス顔(でも美人)のチェ・ガンヒはぴったりの役。彼女はもうちょっとコメディエンヌできると思うんだけど監督の演出がコメディよりじゃなかったのかな?でも、彼女にスキニーをはかせ続けたのは正解。
ポン・テギュももうちょっと笑わせてくれると思ったんだけど(←しつこい)、小学校の先生役はなかなかよかったよ。穏やかなのに駄菓子屋にある「ストII」に異常に執念を燃やすのは面白かった。ソニックブーム!
父親役は最近出ずっぱりのチュ・ジンモ。あの映画やあの映画でも死んじゃったので今回も?と心配したけど大丈夫。
小学校時代を懐かしみながら、くすっと笑って、ほんわかしたい時にはいい作品。
★★★☆☆
韓国おなじみの「そこまで見せるか?」という映画紹介番組(これはましなほう)
http://youtu.be/2Hjj3lG7AY0
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韓国映画『ミナ文房具(原題)』感想
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