不朽の名曲という韓国の歌番組がある
毎回ある決まった歌手の過去の名曲を、複数の歌手がバトル形式でカバーするというプログラム
この手の韓国の番組のお決まりで、高音がいかに出せるかで盛り上げるのが好きでなくあまりみないのだけど、たまたま見た今年の2回においらが大好きな歌手が二人登場した
その二人は過去に同じグループで活動したが、一緒に活動したことはない
そう、EXIDのメインボーカル ソルジと、もとEXIDのメインボーカルで脱退後Besiteのメインヴォーカルとして活動しユジ(現在の活動名、チョン・ユジ)
参考エントリー butterfly effect
さて、8/3 キム・ボムス編で登場したソルジ
おいらがGGのメンバーを超えて韓国人アーティストの中で一番好きな歌手だ
ぜひ読者諸兄にも聞いていただきたい(再生に国規制がないといいのだけど)
솔지 - 보고 싶다 [불후의 명곡 전설을 노래하다 , Immortal Songs 2].20190803
鳥肌が立った
高音ながフィーチャーされがちなソルジだけど、とくに低音の感情表現が魅力の真髄だと思う。キム・ボムスの最大のヒット曲にして名曲で、ソルジのその魅了が存分に発揮されている
EXID時にもいろいろな髪色を見せてくれたソルジ。この回のストレートの金髪は抜群に良く似合っている
さらにすらっとした肢体に黒のロングドレスと相まって自然と「歌姫」という単語が頭に浮かんだ
実は彼女はグループでの出演を含めてこれまでの複数回この番組に登場しているんだけど、一度も対戦相手に勝てなかった
この曲はキム・ボムスの名曲で彼女に勝たせた感は若干あったとしても、このパフォーマンスでの初勝利なら視聴者のだれも文句がなかっただろう
動画にはないけどこの後に、初勝利を喜ぶキュートな姿を見せていて、このギャップがソルジの魅力でもある
彼女の魅力を語りだすとまた例の企画を続けなくちゃいけなくなるのでこのへんにするとして(笑
思えばハニのチッケムからのチャート逆送~歌番組一位・・・ このときの彼女たちは確かにその努力と輝きに見合う評価をされたのだと今は思うし、ウォッチャーとして本当に楽しませてもらった時期だった
ライフタイムベストのチッケム
おいらはソルジに恋をした
それはある意味、韓国GGに対するDD的興味の終わりであり、これからも彼女の歌声が聞ける(ことを強く願う)ことへの喜びでもある
日活は必要ないけどね(爆
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不朽の名曲でソルジが初勝利を収める一ヶ月前、レジェンド級のステージを見せた歌手がチョン・ユジ
ソ・チャニィ、キム・ヒョンジョン編で、キム・ヒョンジョンの「ホンジャハンサラン」を歌っている
と、その前に、オリジナル曲に関して・・・
おいらが最初にソウルに滞在した1997年にデビューしたキム・ヒョンジョン
当時としては規格外と感じた長身の美女が、軽快なEDMに乗せて正直な気持ちを歌う「ホンジャハンサラン」はヒットする要素が確かにあったと思う
おいらも買ってよく聞いていたし、今でも聞くと当時のソウルの空気を思い出すほど
K-POP 1998년 김현정 혼자한사랑
たしかに不朽の名曲だね。ナイトではいまだに定番でかかるし(笑
一世を風靡したキム・ヒョンジョンもその後はそれほどのヒット曲は出ず、いつのまにか表舞台からは消えていった
それから22年後にこの曲をカバーしたユジ
活目すべし!
정유지 - 혼자한 사랑[불후의 명곡 전설을 노래하다 , Immortal Songs 2].20190706
歌唱力、声量、パフォーマンスすべてが一流
Bestieに在籍中からミュージカルに出演し、実力を磨いてきた彼女
番組内のインタビューでは自分がグループを引っ張っていかなきゃという責任が重かったと語っている
Besiteはブレイクの可能性は十分あったが結局日の目を見ることなく活動を終了
このステージでこの回の最終勝者となったユジは、涙をながしつつ「賞をもらったのはじめてです」と語った
Bestieのファンとして活動をデビュー絡み続けたおいらも思わずもらい泣きそうになった
おいらはミュージカルに関してよく知らないのでユジのミュージカル俳優として実力の評価はできない
でも、彼女がアイドルとして苦労を経て確実に人の心に響く歌と表現力をもつアーティストになったことは分かるし、そんな彼女がこの番組で今後より活躍できるチャンスをつかむ姿を見れたことはほんとにうれしい
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奇しくも同じ番組で、おいらが大好きな二人のGG(出身)メンバーが、多くの苦難を乗り越えてすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
最後なのでぶっちゃけさせてください
日本のお遊戯レベルのアイドルたちを追いかけてもこんなすばらしい出会いはおそらくなかったことでしょう
Perfumeはいまだに一番好きなGGですが、あ~ちゃんがソロでこれほどの感動をおいらにあたえてくれるかというと疑問符がつきます
韓国GGでは、もとAfterschoolのナナはドラマで主役を張るまでになったのもうれしいことです
ただ、少女時代、KARAといったトップクラスの人気を得たGGのメンバーでもそれほど活躍できていない現状を見ると、あまりにも実力者が多く、移り変わりが激しい韓国の芸能界で生き残るのは本当に大変なことなのだと思います。
そんな中で、先の二人がチャンスをつかんだのは本当に「ハルレピョルッタギ」(韓国の表現で、夜空の星をつかむほど難しいことの意)だったと言え、奇跡に立ち会ったと感じるほどです
この二人の活動をお伝えできたことだけでもこのブログを続けてきた甲斐がありました
2013年、当時韓国で手がけていたビジネスに役に立つかと思い始めたブログでした
その後ビジネスが立ち行きなくなったのを日韓関係のせいにするのは簡単ですが、今思えば結局は経営者としての実力不足以外に原因は無かったと感じます
いまだに模索中ですが、当時苦しい時期に、このブログと読者の方々にどれだけ慰められたことか
読者の皆様に心より感謝申し上げます
韓国GGともうひとつこのブログの柱にしていた韓国映画紹介
忙しさにかまけてろくに映画を見れなくなり途中からペースが落ちたのは残念でした
大好きなボン・ジュノ監督の「寄生虫」もまだ見れていません
これまた大好きなパク・ソダムが出演しており、見て紹介したかったのですが・・・
そういえば当初、韓国美人紹介というカテゴリもありました
おいらは韓国女性が好きです。おそらくDNAレベルで
どこか菩薩を思わせる顔のつくり、長い肢体、白く滑らかな肌、情に厚い性格・・・ 個人差はありますが、こういった要素のすべてが私と合ったようです
韓国に移住することになった理由の7割はここに起因するといっても過言ではないです
そんな編集長が(休刊を経て)お届けしてきた「男の韓国エンタメブログ『MK』」 お楽しみいただけたでしょうか?
読者の方のうち一人でもこのブログがきっかけで韓国エンタメの魅力を知っていただけたとしたら嬉しいですが、まあ結局は自己顕示欲の表出に過ぎなかったかもしれませんね(笑
ともあれ、とても楽しかったです
ではこの電子データの海のどこかでまたお会いすることを楽しみにしつつ・・・
2019.10.4 出張中の日本某所のホテルにて 竜虎豚より