JYPことパク・ジニョンのデビューは1994年の날 떠나지 마(なる っとなじま)
「去る彼女に執着し強がる」歌詞をきもいダンスとともに表現(笑
[1994] 박진영 – 날 떠나지 마 (응답하라 1988 삽입곡)
さて、その後プロデュース能力もいかんなく発揮していくわけだけれども、パク・ジユンはJYPが提供したこの曲が1998年にヒット。
소중한사랑(そじゅんはん さらん)、彼が去った後にその愛の大切さに気づくという、これも執着心を表現した曲。JYP作詞作曲。
[MV] 소중한사랑.mp4
おいらはこの曲でジユンちゃんにはまったんだよなぁ。
ご存知の通り、ワンダーガールズは2008年NOBODYが大ヒット。
これも「あなた以外はいらない」と執着する曲。
Wonder Girls(원더걸스) "NOBODY (Kor. Ver)" M/V
さて、時はすこしさかのぼり、2002年JYPエンタ所属となっていたパク・ジユンをセクシークイーンにしようと思ったのか、JYPはこの曲を提供。
성인식(成人式)
[MV] Park Ji Yoon (박지윤) - 성인식
歌詞や衣装が「扇情的」だとたたかれ残念ながら失敗。
ジユンちゃんはショックを受けたのか「セクシーなコンセプトを強要された」とJYPを去ることに。
またワンダーガールズを先陣としてアメリカ進出をねらうも惨敗し撤退。
映画にも触手を伸ばし失敗。
GOT7で食いつなぐのも限界と見たのか、一念発起2015年ソロ曲発表。
어머님이 누구니(おもにみ ぬぐに)。気に入った女性に「どんなお母さんなの?」と破廉恥な執着を見せてヒット!
박진영 "어머님이 누구니 (feat. Jessi)" M/V
本題に入ろう。
ソロ復活の同年、海外への執着を捨てきれないJYPは、外国人メンバー4人(日本人3人、台湾人1人)を擁するガールズグループTWICE(トゥワイス)をデビューさせる。彼女たちの活躍は弊ブログでも紹介してきたとおり。
2016年のセカンドミニアルバムに、パク・ジユンの「そじゅんはん さらん」のカバーが収録されている。
国内では成功させたグループに以前袂を分かった歌手のヒット曲をカバーさせるところに、JYPの執着の強さを感じる。と同時に「今回はいける」という自信も・・・
TWICE - Precious Love , 트와이스 - 소중한사랑 [2016 Live MBC harmony with 박지윤의 FM데이트]
思うにJYPはジユンちゃんに対する恋心を捨てきれなかったんじゃないだろうか?
実力を十分に活かせなかったワンダーガールズ、海外での事業失敗・・・
たまった執着を全てトゥワイスで晴らす。JYPがそんな覚悟と自信をもって望むのかも知れないトゥワイスの日本進出が成功するかどうか、なかなか楽しみ。
ちないにJYPとジユンちゃんは数年前に和解したそう。