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韓国映画『京城学校:消えた少女たち』感想

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韓国映画『京城学校:消えた少女たち』(99分)
監督:イ・ヘヨン
出演:パク・ボヨン、オム・ジウォン、パク・ソダム 他










<あらすじ>

1938年、日本統治下の朝鮮。
外部から断絶された山奥にある寄宿学校「京城学校」に、肺病の療養をかねて入学させられたジュラン(パク・ボヨン)は、自らの日本名である静子と同名の少女が、ジュランがくる前に忽然と姿を消したことを知る。
ジュランは、健康の増強をモットーとする校長(オム・ジウォン)に体力検査で上位2名が東京に留学できることを告げられる。





<感想>

ネタバレ無しで。

日本統治化の朝鮮を舞台にしたミステリーを期待したら、後半しっぺ返しを食らう。いや前半からほとんど読めちゃうけどね。
前半のリセエンヌ的雰囲気は悪くないし、演者もなかなかの雰囲気を出していただけにちょっと残念。脚本演出ともに力不足は否めないかな。

京城(今のソウル)に、そんな山奥があるのかという部分と、みんな高校生くらいなのに「山の向こうには何があるのかなぁ」なんていってる部分。いやいやそこで生まれてずっと監禁されてるわけじゃないんだからそれくらいわかるでしょ?

私はもともとパク・ボヨンの演技がどうにも気に入らないのがのめりこめなかった原因かもしれない。

オム・ジウォンは不気味な校長をうまく演じていたけど、日本語の下手さは致命的。まあそれはしょうがないか・・・ あと、主役の名前を「静子」にしたのもいただけない。みんなシジュコ、シジュコって・・・それ聞くたびに気が抜ける(笑

後半の展開がお好きな方には、そこそこお勧めできるかもしれない。私も嫌いじゃないけど前半でばればれだったので、そうであればもっと思い切った表現が見たかったかな。

収穫だったのは、ヨンドク役のパク・ソダム。
キム・ゴウン、ハン・イェリに連なる朝鮮美人の演技派といえるかもしれない。今後が楽しみ。




★★★☆☆





ティーザー予告編
https://youtu.be/LZFUkqZhYls

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